お知らせ

 

2024.2.1

・本日より今井 通子さんの「私の履歴書」が日経新聞にて始まりました。

ちなみに今日は今井さんの82歳の誕生日です。

 

今井通子(登山家) 私の履歴書(1)山のほほ笑み

「山の魅力は、決して登山家だけのものではない。マッターホルン北壁を登った1967年。一連の欧州山行で目にしたのは、あたかも自宅の庭のように山中でくつろぐ老若男女の姿だった。

欧州ではかなりの高度まで登山列車やケーブルカー、ロープウエーなどで行ける。高所での観光や氷河歩き、気軽なトレッキングや散策を楽しむ人も多い。中には赤ちゃんを抱いて歩く若夫婦も。

パイプをくゆらせながらの日光浴。ベンチでの読書や山岳風景の写生。一方でガイド付き岩壁登はんをする人々もいる。登はんガイドは身障者の案内にも慣れている。山=登はん・登頂、と考えがちだった当時の私には、遊び方の多様さが新鮮だった。

私はいつも、山が自分にほほ笑んでくれるときに登ることにしている。ただし山のほほ笑みは、個人の力量によって違う。より多くのほほ笑みに会うためには、観察、洞察、考察、集中と注意、柔軟な対応などの総合力で培った行動力が必要だ。山はそんな力を磨いてくれる。

山はまた、自らの手足という交通機関を駆使して行くことで、自分だけの壮大な美術館、コンサートホールへたどり着かせてくれる」

「都会に閉じこもらず、山に行こう。自分の力に合わせ、山がほほ笑んでくれたと思えるときに。」

 

今井 通子  医師、登山家。 1942年2月1日生まれ。

医師となる一方、幼い頃から親に連れられ親しんできた登山を続ける。’71年にヨーロッパアルプス・グランドジョラス北壁登頂に成功。女性として世界初の欧州三大北壁完登者となる。自分を知り自分を高めるため山を登り続ける今井通子氏だが、同時に医師という科学的な視点から、自然との触れ合いの意味や大切さを見つめている。講演や多くの団体委員を務めるなど、精力的な活動は多岐にわたる。夫も登山家で登山用品店「カモシカスポーツ」の創業者高橋和之氏。

著書『山は私の学校だった』(山と渓谷社、中公文庫)、『魔頂チョモランマ』(中公文庫)、『あなたと歩く世界の名峰』(小学館)、『ダンプ&通子 夫婦でゆったり登山術』(小学館)、『マッターホルンの空中トイレ』(中公文庫)、「私のヒマラヤ」(朝日新聞出版)等がある。

ラジオパーソナリティ「テレフォン人生相談」


・当会で2023年12月30日に催行した暗峠が日経新聞夕刊で取り上げられていました。

  以下抜粋

勾配40%の激坂と絶景 東大阪・枚岡、芭蕉晩年の峠道

街エクスプローラー 歴史を歩く編

2024年1月23日 4:00

生駒山地の西麓、「暗越(くらがりごえ)奈良街道」は急坂として有名な歴史街道だ。松尾芭蕉が「最後の旅の最後の一日」に歩いた道でもある。振り返れば大阪のビル群を一望。周辺には東大阪のものづくりのルーツも残る。国道ならぬ「酷道」が走る街には隠れた歴史があった。

  中略

山道に入ると芭蕉の句碑がある。「菊の香にくらがり登る節句かな」。菊が香る節句といえば9月9日の「重陽の節句」、お年寄りの日だ。

故郷・伊賀上野から大阪へ向かった芭蕉がこの坂道を通ったのは晩年。年老いた芭蕉はなぜここを通ったのか。河内文化に詳しい大阪商業大の石上敏教授は「杜甫の漢詩『登高』になぞらえて峠を登って長生きを願った。芭蕉がわざわざこの急坂の行程を選んだのは長寿にすがりたかったのではないか」とみる。

しかしその願いも届かず、芭蕉は大阪に到着後、体調を崩し、この世を去る。「暗越」は「最後の旅の最後の一日」になった。山道の静けさが無常観を誘う。

街道をさらに進むと最大傾斜といわれる地点へ。持参の計測器で測って計算すると勾配は約44%。100メートル進むと44メートル高くなる急坂だ。それでも自転車や徒歩で挑む人が多い。競技用自転車で訪れた枚方市の男性は「ゆっくり押して登ります」と息を切らしながら笑った。

そしていよいよ標高455メートルの暗(くらがり)峠へ。名前の由来にもなったとされる深い森を抜けると、棚田が広がり視界は開け、舗装は石畳に変わる。奈良の郡山藩が参勤交代のために敷いたとされる石畳だ。

暗峠は江戸時代後半、伊勢参りでにぎわった。「河内名所図会」に十数軒の家々が並ぶ様子が描かれている。森を抜けた先に広がる茶屋街は「旅人にとって一種の幻想世界だっただろう」(石上教授)。今では想像できないその光景は芭蕉風にいえば「閑(しずか)さや『石畳』にしみ入る夢の跡」といったところだろうか。


 

・日本百名山で有名な大峰山の一部、八経ヶ岳の遭難の顛末記です。

 信用できない道標もあるということで注意が必要です。

「私は10日遭難した きっかけは道標だった」NHK事件記者取材Noteより

https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/anshin/anshin14/

 

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・労山が推奨している★山筋ゴーゴー体操★でこれからも山に行ける体力・筋力を維持しましょう。(動画7)

 https://youtu.be/s2vDevn8sm0

 

 


山に登り、里を歩くすべての人に・・・大阪 山の会


「なにわこぶしの会」へようこそ

 

当会は山歩きを通して季節を感じ、自然に五感で触れ、歴史に思いを馳せ、もちろん健康のためにも、町歩きから百名山まで高齢者や初心者にも無理なく安全に歩くことをモットーにしています。

春はサクラやミツバツツジ、シャクナゲ、ボタン、夏は涼しい沢登り、秋は紅葉と味覚のハイク、冬は氷瀑や霧氷等で季節を感じることを大切にしています。

是非一緒に歩きましょう。体験を兼ねた一般参加も大歓迎です。

 

新規会員随時募集中❕(山岳保険に加入でき、労山会員特典もあります)

(入会金500円、月会費500円、家族会員月350円、労山基金1口年1,000円)


一般参加者募集中

山行案内をご覧の上、お問い合わせページから、参加希望の山行の日程とお名前、連絡先と登山歴と年齢、参加人数を記入して送信してください。(一般参加費1日300円)


・「なにわこぶしの会」オリジナル三角ペナントができました。

 労山のマークを形どり、濁点は足跡👣にして、小さな三角ペナントも付いています。

 会員および一般参加2回以上の方に差し上げます。旧会員は一般参加1回で差し上げます。

 希望者には実費でお分けします。

 本革製、タテ9.7cm×ヨコ10.3cm

 製作、デザイン協力は就労継続B型事業所 〈fLion〉さんです。


こぶしの花
こぶしの花

新会長の挨拶

 

 このたび定期総会において第2代会長を仰せつかりました吉川達郎です。

 ひとこと挨拶をさせていただきます。

 なにわこぶしの会はお陰さまで創立25年となりました。

 四半世紀もの長きの間、会を存続できたのは発起人の畠井修会長をはじめ世話人や会員が尽力してきた賜物であります。

 その畠井修初代会長は残念ながら昨年7月に逝去され、今回の総会をもって会の運営は新体制となりました。

 会長はおられなくなりましたが、そのあとを継ぐ我々は会長の遺志を引き継ぎ、事故やトラブル無く楽しく安全な山行きをモットーに、体力と技術を高めて山の自然や歴史などに接していきたいと思っています。

 会長が常々言われていた言葉に

山というのは、ただで登っていられるものでは無い。その陰では登山道の整備や遭難者の救助活動に尽力している人や団体があり、お金も手間も掛かっているのだ。

というものがあります。

 我々も前会長のこの気持ちを受け継ぎ労山に所属して、いつまでも美しい景色を見たり、満足感を得ることができるように、少しでも山に恩返しをしていきたいと思っています。

 なにぶん行き届かないこともあると思いますが、可能な限り会の運営に尽力していく所存ですので、皆様におかれましては今後とも引き続きご指導ご鞭撻をいただき温かく見守っていただきましたら幸甚です。

 会の運営に携わっていただいた会員、並びに労山の方々、関係各位に篤くお礼申しあげます。

 ありがとうございます。

2021年令和3年7月


  

 

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